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統合失調症

統合失調症は人口のおよそ1%に発病します。多くは思春期に発症することが多く、男女差はありません。現在、原因として脳内の神経伝達物質であるドーパミンのバランスの異常により起こると考えられています。
統合失調症の代表的な症状には幻覚・妄想があります。現在は脳内のドーパミンの異常が原因と考えられています。

統合失調症は、症状やその経過などから、破瓜(はか)型、緊張型、妄想型の3タイプに分かれます。ただし、これらに分類できないタイプも数多くあります。

症状

大きく陽性症状と陰性症状、認知機能症状に分けられますが、ここでは陽性症状を取り上げます。

  • 人に見られているきがする
  • 知らない人から馬鹿にされている
  • 盗聴器が仕掛けられている
  • 誰もいないはずなのに人の声が聞こえてくる

診断

診断基準の一例を示します。

 

DSM-5(一部伐採)

  1. 以下のうち2つ(またはそれ以上)、おのおのが1カ月間(または治療が成功した際はより短い期間)ほとんどいつも存在する。これらのうち少なくともひとつは(1)か(2)か(3)である。
    • 妄想
    • 幻覚
    • まとまりのない発語(例:頻繁な脱線または滅裂)
    • ひどくまとまりのない、または緊張病性の行動
    • 陰性症状(すなわち感情の平板化、意欲欠如)
  2. 障害の始まり以降の期間の大部分で、仕事、対人関係、自己管理などの面で1つ以上の機能のレベルが病前に獲得していた水準より著しく低下している(または、小児期や青年期の発症の場合、期待される対人的、学業的、職業的水準にまで達しない)。
  3. 障害の持続的な徴候が少なくとも6カ月間存在する。この6カ月の期間には、基準Aを満たす各症状(すなわち、活動期の症状)は少なくとも1カ月(または、治療が成功した場合はより短い期間)存在しなければならないが、前駆期または残遺期の症状の存在する期間を含んでもよい。これらの前駆期または残遺期の期間では、障害の徴候は陰性症状のみか、もしくは基準Aにあげられた症状の2つまたはそれ以上が弱められた形(例:奇妙な信念、異常な知覚体験)で表されることがある。

治療

主に抗精神病薬といわれるドーパミン神経の調子を整える内服薬が使用されます。未治療のまま長い時間を過ごしてしまいますと社会性が育たなくなり、長期的な予後は悪くなります。早期に発見し内服で症状を抑え、学校や仕事など社会生活を維持することで心理面の発育や対人関係能力が維持され、生活の質を保つことができます。

抗精神病薬の代表として以下のものがあります。

  • ハロペリドール(セレネース)
  • リスペリドン(リスパダール)
  • クエチアピン(セロクエル)
  • オランザピン(ジプレキサ)